下線付き文字にカーソルをあてる(スマホの場合はタップする)と、用語解説が表示されます。
※スマホの場合、画面サイズの関係でうまく表示できない場合があります。その場合、お手数ですがスマホの画面を横にしてお試しください。
ザピこの記事では、「BGM制作を誰かに依頼したいけど不安・・・」という方に向けて、音楽制作者の視点から依頼~制作の流れを解説しています。
ぜひご参考にしてみてください。
はじめに
ゲームや動画などを制作される方で、「オリジナルのBGM制作を誰かに依頼したいけどどうすればいいかわからない・・・。」という方も多いのではないでしょうか。
筆者はゲーム向けのBGMを主に制作しており、依頼を受けてオーダーメイドの楽曲制作もさせていただいています。
そこでこの記事では、BGM制作の依頼から制作・納品まで、筆者がどのように対応しているかという流れをまとめたいと思います。
実際には、状況やご要望に応じ進め方はいろいろと変更できますが、大体のイメージを持っていただけたらと思います。
また、作曲者によって考え方は様々だとは思いますが、共通している部分も多くあるかと思うので、筆者の事例をぜひご参考にしていただき、BGM制作依頼のハードルを少しでも低く感じていただければ幸いです。
BGM制作のご相談・ご依頼~お見積り
まずはお気軽にご相談を
そもそもご依頼はもちろん、ご相談をいただけるというのは筆者としてとても嬉しく光栄なことです。
そのため、いきなり「ちゃんと依頼しなくては」と考えるのではなく、まずは気軽に「相談してみる」というスタンスで全く問題ありません。
「こういうゲームを作っていて、BGMの発注を考えている」など、ご状況や何となく考えていることだけでもいいのでぜひお聞かせください。
なお、プライバシーポリシーに則り、いただいた情報を外部に漏らしたりすることはもちろんしませんのでご安心ください。
ご相談・ご依頼内容についてのヒアリング
ご相談・ご依頼内容を受けて、より詳細にお伺いしたいことがあればこちらからヒアリングさせていただくため、最初から完璧にご依頼内容がそろっていなくても問題ありません。
また、場合によっては「こんな楽曲内容はどうですか?」というようなご提案をさせていただいたりもします。
そのような対話の中で、希望する楽曲のイメージを一緒に明確にしていくお手伝いをさせていただきます。
もちろん、相談をしたからと言って必ずお取引に進まなければいけないということはありません。
作曲者側としては、ご相談・ご依頼内容が対応可能なものかどうかを判断するフェーズでもある、とお考えいただければと思います。
以下の記事に、ご依頼時に可能であればお伝えいただきたい内容をまとめているので、よろしければこちらもご参照ください。

お見積り
何回かやり取りをさせていただき、どんな曲を作るかなど、楽曲制作について対応内容のご確認ができた時点で、お見積もりのご提案をさせていただきます。
「その内容でしたらこのくらいの納期・費用で対応できます」というようなご提案をするイメージです。
成約
依頼者さんとして内容に納得いただければ成約に進み、実際の制作に進ませていただくことになります。
なお、成約後もキャンセルは可能で、キャンセル料などもいただいてはいないのですが、お早めにご判断をいただけますと助かります。
BGMの制作~納品
ラフ音源制作
まずはラフ音源を制作し、その段階で楽曲のイメージにずれがないかどうかを確認させていただきます。
こちらはラフ音源のサンプルです(1~2日程度で制作可能なレベル)。
ラフ音源があることで、メロディやアレンジ、サウンドのイメージを実際の音として聴けるため一気に解像度が上がり、「最終的にどんなものができるのか・・・」という不安を少なくすることができます。
上の音源は楽曲全体がほぼ形になっていますが、「まずはメロディだけざっと考えてほしい」、「冒頭のセクションだけ作ってみてほしい」などのご要望に応じ柔軟に制作可能です。
もし「イメージと違う」と感じた場合、例えば以下のような点でイメージのずれが生まれている可能性が考えられます。
- メロディ
- アレンジの雰囲気
- 全体のサウンド(響き)
- 曲の長さや構成
上記以外にも「ここがなんか違うかな」と感じた点を遠慮なくお伝えいただければと思います。
後の工程でそれらが発覚した場合、修正が難しくなってしまう場合が多いため、できるだけこの段階でイメージのずれがなくなるようにします。
作り込み
ラフ音源に納得いただけたら、それをもとにしっかりと楽曲を作り込んでいきます。
作り込みとしては、例えば以下のような作業が含まれます。
- アレンジやハーモニーを充実・洗練させる
- 各楽器の演奏に抑揚をつけるなど、表現のクオリティを上げる
- 音量バランスや音質、ステレオの広がり等の調整
この工程でもこまめな状況報告を心掛け、途中の音源の共有や、場合によってはアレンジ案についてのご相談などをさせていただいたりしています。
修正対応
完成した音源をご確認いただき、修正が必要な部分があればご対応します。
ただ、楽曲構成やアレンジを大きく変更するような修正はお受けできない場合もありますのでご了承ください。
また、修正回数も「無限」というわけにはいかず限りがありますので、その点もご理解いただけたらと思います。
とはいえ、気になった点はぜひご遠慮なくお伝えいただきたいと思います。
できる限り、ご満足いただけるものになるようご対応します。
納品、取引終了
修正対応も完了したら、最終的な納品物として音源データを提出させていただきます。
その後お支払いなどの手続きに対応いただき、お取引としては終了となります。
また、これは強制ではないのですが、お取引についてのご感想などもいただけると大変励みになります。
誰に依頼するか悩んでいる方へ
BGM制作を誰に依頼するかも悩んでいる場合は、以下の記事で選び方の観点やヒントをまとめているので、よろしければご参照ください。

まとめ
以上、BGM制作の依頼から制作・納品まで、筆者がどのように対応しているかをご説明しました。
BGM制作の依頼について悩まれている方の不安が少しでも解消できれば幸いです。



