作曲を独学することと習うことのメリット・デメリット

作曲を独学するか習うか迷っているリス

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ザピ

作曲を独学するか専門家に習うか迷っている方へ。
この記事では、それぞれのメリット・デメリットについて、筆者の考えをまとめています。
ぜひ、自分に合った学び方を見つけてください。

目次

はじめに

作曲を学ぶ方法には、独学で学ぶ方法と、学校などで専門家に習う方法があります。

筆者は、どちらかが一方的に優れた方法であるとは考えていません。

それぞれの方法にはメリットとデメリットがあり、どちらが自分に合っているかを見極めることが大切だと思います。

筆者は独学で作曲を学んでいますが、それは両者の方法について調査・比較検討したうえで、独学のほうが今の自分に合った方法だと判断しているからです。

ここでは、そのような筆者の経験をもとに、作曲を独学することと習うことのメリット・デメリットについてまとめます。

作曲を独学するメリット・デメリット

まずは、作曲を独学するメリット・デメリットについてまとめます。

独学するメリット

お金がかからない

独学の最大のメリットといっても過言ではないのが、費用を抑えられることではないでしょうか。

本や教材、DTMの機材やソフトにはお金がかかりますが、音楽大学や専門学校、レッスンに通うよりも費用は少なくて済みます。

調べる力が身につく

独学であっても、作曲についての良質な教育サイトや動画、本に出会うことで、効率的に学ぶことができます。

プロの方も、ネット上でたくさん有益な情報を発信してくれています。

YouTubeにも多くの解説動画があり、これらをうまく活用することで、質の良い学びが得られるはずです。

自分でそれらの有益な情報を探し出し、取捨選択する必要はありますが、ポジティブにとらえれば、それだけ調べる力が身につく、と言うこともできます。

自分で調べながら効率よく学ぶ力を身につけたい、という方には、独学はとても合っているのではないでしょうか。

自分のペースで学べる

独学では、自分の苦手な部分やわからないところを把握しながら、自分のペースで柔軟に学ぶことができます。

これが筆者にとってはとても効率的だと感じています。

例えば、特定の音楽理論の学習や、DTMの打ち込みの上達に時間をかけたい場合、いつでも自分の好きなタイミングで、その部分に集中して取り組むことができます。

「やっぱりほかのことに取り組みたい」となった場合でも、方向転換が容易です。

独学するデメリット

理論の理解に時間がかかる

独学では、専門家の先生にすぐに聞いたりできないため、音楽理論の理解に時間がかかることがあります。

わからない部分についてネットなどで探し回っても、正確な情報やわかりやすい情報を見つけるのが容易でない場合もあります。

また、適当な情報を信じて遠回りしてしまうことがないよう、注意が必要です。

フィードバックを得にくい

独学では、自ら発信していく意識がないと、他人からのフィードバックを得る機会が少なくなりがちです。

フィードバックがないと、客観的な改善点が見えにくくなります。

筆者は家族や知人に自分の曲を聴いてもらったり、ブログやYouTubeでの発信を始めてみましたが、まだ多くのフィードバックを得られているわけではありません。

ただ、今後ブログやYouTubeのコンテンツをもっと充実させたり、その他SNSやコミュニティでの発信・交流を増やしていくことで、より多くの人に認知してもらい、フィードバックを得ることができるのではないかと思っています。

実際、筆者よりもネット等での活動が充実していて、ほかの作曲仲間との交流を広げたり、フィードバックし合って切磋琢磨されている方はたくさんいるでしょう。

作曲を習うメリット・デメリット

次に、作曲を習うメリット・デメリットについてまとめます。

習うメリット

体系的に学べる

学校やレッスンでは、体系的に音楽理論や技術を学ぶことができます(ワンポイントレッスンのような形式のところもあると思いますが、ここでは除きます)。

基礎から応用までバランスよく習得できるように、各学校が工夫を凝らしたカリキュラムを用意していることでしょう。

独学でも体系的に学ぶことは可能だと思いますが、学校側で緻密に計画されたカリキュラムのもとで学べるというのが、一つ大きなメリットではないでしょうか。

専門家からのフィードバック

専門家の先生から直接フィードバックを得ることができるため、効率的に上達できる面も多いでしょう。

プロの作曲家や音楽教師からのアドバイスはとても貴重で、自分では気づかないポイントをいろいろと指摘してもらえるのではないでしょうか。

筆者は、作曲ではないですがトランペットをプロの先生に習っているので、音楽の専門家の方に指導を受けることの貴重さ・特別さは理解しているつもりです。

学校で仲間ができやすい

「専門家に習う」とは違う観点ですが、学校やレッスンに通うことで、同じ目標を持つ仲間と出会い、直接的な交流が生まれやすくなると思います。

仲間と交流したり切磋琢磨することで、モチベーションの維持につながる方もいるでしょう。

音楽という分野に限らずですが、学校というところは、そういう方にとても適した環境なのではないでしょうか。

習うデメリット

費用がかかる

音楽大学や専門学校については、学費が高額と感じる方も多いのではないでしょうか。

月額制のスクール形式等であれば、比較的費用を抑えられるかもしれませんが、それでも独学に比べると費用はかかります。

通学や活動に時間がかかる

これもどのような形式で習うかによりますが、学校に通う場合、通学その他の活動時間が取られる可能性があります。

授業後の課題に取り組む時間も必要になるでしょう。

もちろん、それらの活動や課題への取り組みが有意義であることも多いかと思いますが、内容によってはそれが無駄な時間に感じられることもあるかもしれません。

例えば、すでに自分で勉強したことがあって知っている内容でも、課題だから取り組まなくてはいけない、という場合や、自身の作曲にとってあまりメリットのないイベントに協力しなければならない場合などが考えられます。

学校に通うとしても、結局は自主的に苦手を克服したり、DTMを上達したりするための努力は大切かと思います。

そのための時間が確保しにくいというのは、人によっては負担・デメリットと感じられるのではないでしょうか。

まとめ

作曲を独学するか専門家に習うか、どちらの方法を選ぶにしても、最終的には自分の努力が重要と考えます。

それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分に合った方法で作曲を学ぶのが良いのではないでしょうか。

この記事が少しでもご参考になれば幸いです。

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