DTMに必要なもの:DTMを始めたい方・初心者の方へ

DTM機材と一緒に宙に浮いているリス

◆用語解説について◆

 

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ザピ

DTMを始めたいと思っている方向けに、必要なもの・あると良いものを概要でまとめてみました。
ぜひご参考にしてみてください。

目次

はじめに

DTM(デスクトップミュージック)を始めたいと思っている方向けに、必要なものを概要でまとめてみました。

最低限必要なものに加え、あるとより良いというものもまとめました。

もうDTMを始めているという初心者の方にも役立つかもしれません。

なお、スマホを使ってDTMをする方もいますが、ここではPCを使ったDTMを前提としてご説明します。

ぜひご参考にしてみてください。

DTMに必要なもの

最低限必要なもの

PC

まず、DTMを行うためには、ソフトを動作させるためのPCが必要です。

PCのスペックが高いほど快適に作業ができますが、初心者の方はまず手持ちのPCで始めてみるのも良いでしょう。

以下に、DTMを最低限快適に行うための、PCのスペックの目安を記載します。

項目スペックの目安
CPUIntel Core i5以上
メモリ8GB以上(16GB推奨)
ストレージSSD 256GB以上
OSWindows 10以降、またはmacOS 10.13以降
DTMを最低限快適に行うためのPCスペックの目安

上記よりもさらにスペックの高いPCにすることで、負荷がかかる処理大量の処理・データ保存にも対応できるようになり、DTMの作業効率化・楽曲のクオリティ向上につなげることができます。

筆者自身も現在新しいPCの購入を検討中なので、また詳しく調べたのちに記事を書きたいと思います。

DAW(Digital Audio Workstation)

音楽制作の中心となるソフトウェアとして、DAW(Digital Audio Workstation)というものが必要です。

正確には、ほとんどの人はDTMを行うためにDAWを使っています。

以下にシェア率の高いDAWをいくつか紹介します。

DAW名メーカー
CubaseSteinberg
Studio OnePreSonus
Logic ProApple
Ableton LiveAbleton
FL StudioImage-Line
Pro ToolsAvid Technology
シェア率の高いDAW一覧

各種のDAWには、それぞれ特徴売りにしている機能があります。

そのあたりをチェックしたうえで、作りたいジャンルやりたいことに適したDAWを選ぶと良いかと思います。

また、無料で提供されているDAWもあるので、まずはそちらで試してみるのも手です。

以下に無料DAWの例を挙げます。

DAW名メーカー
Cakewalk by BandLabBandLab
GarageBandApple
Studio One PrimePreSonus
Tracktion T7Tracktion
Waveform FreeTracktion
無料DAW一覧

DAWには、いろんな楽器やシンセなどのソフト音源が最初から付属しているため、それらを用いてすぐに音楽制作を始めることができます。

なお、後からサードパーティー製(他社製)のソフト音源をインストールして、お手持ちのDAWに追加することもできます。

ただし、無料版のDAWでは、サードパーティー製のソフト音源を追加できない場合もあります。

DAWの選び方について、より詳しくは以下記事にまとめています。

あると良いもの

PCとDAWだけでもDTMを始めることは可能です。

ここからは、楽曲の品質向上作業効率化のためにあると良いものを紹介します。

オーディオインターフェース

オーディオインターフェースは、PCと楽器マイク接続するための機器です。

マイクや楽器からの音をデジタル信号に変換し、PCに高音質で録音できます。

また、後述のモニタースピーカーを接続する際にも必要となる場合が多いです。

スペックが高いものほど高音質での録音やモニタリングが可能となりますが、初心者のうちはあまり高価なものを買わなくてもよいかもしれません。

筆者は、DTM機材を売っているお店の方と相談して決めました。

具体的な機種については、以下記事で紹介しています。

モニタースピーカー・ヘッドフォン

モニタースピーカーモニターヘッドフォンは、DTMに適した音声出力機器で、制作している楽曲の音を正確にモニタリングするのに役立ちます。

一般的なスピーカーやヘッドフォンは、特定の周波数帯を強調するなど、加工された音が出力されるように設計されていることが多いです。

一方、モニタースピーカーやモニターヘッドフォンは、無加工ありのままの音を出力するように設計されています。

このため、音のバランスを正確に把握しながら音楽制作をすることができ、楽曲のクオリティ向上につながります。

スピーカーとヘッドフォンのどちらもあるに越したことはないですが、自身の楽曲がどのようなリスニング環境を想定しているか、という観点も重要になるかと思います。

当然ながら、モニタースピーカーはスピーカーで聴いたときの聴こえ方、モニターヘッドフォンはヘッドフォンで聴いたときの聴こえ方をモニタリングするのに役立ちます。

どちらも様々なスペックの機種が売られているので、予算楽曲に求めるクオリティなどを考慮して選ぶのが良いかと思います。

また、モニタースピーカーはサイズも様々なので、置くスペースがあるか、というのも確認したほうが良いでしょう。

モニタースピーカーとPCの接続方法や、筆者の使用機種については、以下記事で紹介しています。

MIDIキーボード

MIDIキーボードは、DAWにMIDIデータを打ち込む専用のキーボード(鍵盤)です。

マウス操作でもMIDIデータをを打ち込むことはできますが、MIDIキーボードがあると、メロディやリズムをリアルタイムで入力できるようになります。

また、鍵盤を押す強さを感知し、ベロシティのデータとしてそのまま反映されるため、演奏の強弱も簡単につけることができます。

これにより、打ち込み作業を格段に効率化することができます。

鍵盤数は、25鍵、49鍵、88鍵など様々なものがあります。

どのくらいの鍵盤数があると打ち込みやすいか、置くスペースがあるか、といった点を検討すると良いでしょう。

ちなみに、鍵盤数が少なくても、オクターブをシフトするボタンを押すことで、打ち込みたい音域切り替えることができるため、打ち込める音域に制限があるわけではありません。

また、ピッチベンドモジュレーションホイールをはじめ、鍵盤以外にも様々な便利機能が付いているモデルもあります。

最初のうちはよくわからなくても、後々それらの便利機能を使えるようになることも考えると、あるに越したことはないかもしれません。

参考までに、筆者が使用しているのはAkai Professionalの「MPK Mini plus」という37鍵のモデルです。

コンパクトながら多機能で、人気機種のようだったので、こちらを選びました。

まとめ

DTMを始めるには、まずPCDAWが必要です。

そこから徐々にオーディオインターフェースモニタースピーカーMIDIキーボードなどを揃えていくと良いかと思います。

まずはDAWを触ってみることから始めてみて、音楽制作の楽しさを体験してみてはいかがでしょうか。

DTMを始めるにあたり、この記事が参考になれば幸いです。

筆者の最新曲はこちら。よろしければお聴きください。

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