
この記事では、作曲・DTMを学べるスクールの中で、筆者的に魅力を感じたスクールを4つ紹介しています。
ご参考になれば幸いです。
はじめに
こちらの記事は、作曲・DTMを学べるスクールを検討している方に向けて書いています。
筆者自身も検討中ですが、これまで調べた中で筆者的に「いいかも」と思ったスクールを4つご紹介します。
メリットだけでなく、率直に感じたデメリットについても言及します。
もちろん今回ご紹介する以外にも、作曲・DTMを学べるスクールはたくさんあります。
ただ、「これらのスクールはまだ知らなかったな」という方や、「選び方の参考にしたい」という方もぜひ読んでいただけたらと思います。
※以下のような要素は、それなりにしっかりしたスクールであれば基本的に備わっていると思うので、今回はあえての言及はしません(今回ご紹介するスクールにも備わっています)。
- プロの音楽家に学べる
- 初心者歓迎
- 作曲やDTMの基礎から学べる
- 忙しい学生や社会人でも受講しやすい
- オンライン対応
今回紹介するスクールの概要
今回ご紹介するスクールは、以下の4つです。
- JBG音楽院
- JOYミュージックスクール
- 椿音楽教室
- Music Hearts
(以下、それぞれの広告から公式サイトにアクセスできます。)
JBG音楽院
JBG音楽院は、渋谷に1校ある音楽スクールです。
音楽制作の実践を重視した本格派のカリキュラムを売りとしています。
JOYミュージックスクール
JOYミュージックスクールは、渋谷他都内に3校、大阪に1校ある音楽スクールです。
作曲・DTMのほかにも、ボーカルや楽器のレッスンを受けられるコースもあります。
椿音楽教室
椿音楽教室は、関東・関西の200ヶ所以上のスタジオでレッスンを実施している音楽スクールです。
作曲・DTMだけでなく、楽器演奏ほか音楽に関する幅広いレッスンを展開しています。
Music Hearts


Music Heartsは、オンラインに特化したDTMスクールです。
音楽制作だけでなく、SNS等を駆使した音楽マーケティングも学べることを売りとしています。
JBG音楽院のメリット・デメリット
まずは、JBG音楽院のメリット・デメリットから見ていきたいと思います。
JBG音楽院のメリット
筆者的には、JBG音楽院の以下の点がメリットと感じました。
- 実践を重視したカリキュラム
- 作詞も学べる
- マンツーマンと少人数形式を選べる
- 作曲依頼を受注できる制度もある
それぞれもう少し詳しく解説します。
実践を重視したカリキュラム
概要のところでも少し触れましたが、JBG音楽院では音楽制作の実践を重視した演習カリキュラムが充実しているようです。
音楽制作は、知識を詰め込むだけでは上達しないため、実際に手を動かして曲作りする体験を重視しているというのは、筆者的に特に共感できるポイントでした。
コースによっては、スタジオでの本格的なレコーディング実習も用意されているようです。
作詞も学べる
JBG音楽院では、作曲だけでなく作詞を学べるカリキュラムも用意されています。
歌ものを作りたい人は、作詞のテクニックを習得することで有利になるかもしれません。
(筆者はインストゥルメンタルしか作らないので、作詞は未知の世界です・・・。)
マンツーマンと少人数形式を選べる
JBG音楽院ではマンツーマンと少人数形式、どちらの形式で受講するかを選ぶことができます。
マンツーマンで細やかな指導を受けたい人、少人数制で仲間を作ったり切磋琢磨したい人、どちらにも対応できるのが魅力だと思いました。
作曲依頼を受注できる制度もある
JBG音楽院は作曲会社としても運営しており、様々な企業から作曲依頼を受けてお仕事しているようです。
そして、生徒や卒業生も、一定水準のスキルが認められれば、作曲のお仕事を受注できる制度があるようです。
音楽制作で収入を得ることに挑戦したい方には魅力的な制度だと思いました。
JBG音楽院のデメリット
JBG音楽院のデメリットを挙げるとすれば、「受講料が高め」という点かなと思います。
詳細は公式サイトをご確認いただきたいですが、一番安いコースでも月々3万円台のようです。
これをどう感じるかは人それぞれですが、筆者的には高めと感じました。
ただ、受講料がお高い分、カリキュラムの充実度には自信があるのだと思います。
JBG音楽院が向いていそうな人
上記を総合すると、JBG音楽院には以下のような人が向いているかもしれません。
- 実践形式を重視する人
- 歌ものを作りたいので、作詞も学びたい人
- 少人数形式で仲間を作りたい人
- 音楽制作で収入を得ることに挑戦したい人
JOYミュージックスクールのメリット・デメリット
続いて、JOYミュージックスクールのメリット・デメリットを見ていきます。
JOYミュージックスクールのメリット
筆者的には、JOYミュージックスクールの以下の点がメリットと感じました。
- 講師陣の得意分野が多様
- マンツーマンを重視
- 生徒の目的やレベルに合わせたカリキュラム設計
- 受講料が比較的手ごろ
それぞれもう少し詳しく解説します。
講師陣の得意分野が多様
JOYミュージックスクールに在籍している講師陣の得意分野は、以下のように多様なものがあります。
- ポップス
- ロック
- ヒップホップ
- EDM
- ゲーム音楽
- 劇伴音楽
講師陣の選択肢が豊富なため、作りたいジャンルに応じた指導が受けやすいかもしれません。
マンツーマンを重視
JOYミュージックスクールの受講形式はマンツーマン形式のみとなっています。
少人数制などはありせんが、マンツーマンならではの強みに特化した運営とも言えます。
細やかな指導を受けたい人に向いていそうです。
また、担当講師はいつでも自由に変更できるようです。
生徒の目的やレベルに合わせた授業設計
マンツーマンであることとも関連しますが、JOYミュージックスクールでは生徒ごとにカリキュラムを設計する仕組みになっています。
目的やレベルに応じてカリキュラムをカスタマイズしてくれるので、非常に効率の良い指導が受けられると思います。
生徒ごとの学習進度の管理など、サポート体制も充実していそうです。
受講料が比較的手ごろ
JOYミュージックスクールでは、受講頻度などに応じた料金プランがいろいろ用意されています。
一番安いプランでは月々1万円台となっており、筆者的には比較的受講料が手ごろと感じました(標準的な習い事くらいかな、という感覚です)。
JOYミュージックスクールのデメリット
JOYミュージックスクールのデメリットを挙げるとすれば、「マンツーマン以外選べない」という点かなと思います。
マンツーマンはもちろんメリットも多いのですが、「せっかくスクールに通うなら仲間を作りたい」という方には少々向いていないかもしれません。
ただ、一緒に授業を受けないとしても、同じ教室に通う人と知り合って仲良くなる可能性はあるでしょう。
JOYミュージックスクールが向いていそうな人
上記を総合すると、JOYミュージックスクールには以下のような人が向いているかもしれません。
- ポップスや歌もの以外のジャンルも学びたい人
- マンツーマンで細やかに指導を受けたい人
- 自分のレベルや目的に合わせて効率よく学びたい人
- 受講料を手ごろに抑えたい人
椿音楽教室のメリット・デメリット
次に、椿音楽教室のメリット・デメリットを見ていきます。
椿音楽教室のメリット
筆者的には、椿音楽教室の以下の点がメリットと感じました。
- レッスンを受けられる場所が多い
- 講師陣の選択肢が多い
- マンツーマンを重視
- 料金プランの選択肢が多い
それぞれもう少し詳しく解説します。
レッスンを受けられる場所が多い
椿音楽教室は、レッスンを実施しているスタジオが200以上と非常に多いです。
関東・関西のいろんなところにスタジオがあるので、住まいから通いやすい場所が見つかるかもしれません。
講師陣の選択肢が多い
椿音楽教室は、レッスンを実施するスタジオが多いだけあって在籍する講師陣も多く、選択肢が豊富だと思いました。
そのため、自身の目的や作りたいジャンルなどに応じて、相性の良い講師を選びやすいのではないでしょうか。
マンツーマンを重視
椿音楽教室のレッスンは、JOYミュージックスクールと同様マンツーマン形式のみとなっています。
JOYミュージックスクールと違う点は、担当講師を基本的に固定で進めていく、という点かなと思います。
これにより、講師一人一人が担当する生徒の学習進度をしっかりと把握しながらレッスンを進められる、というメリットがあると思います。
料金プランの選択肢が多い
椿音楽教室では、受講頻度に応じた料金プランが特に幅広く用意されていると感じました。
最低月々5千円台(月1回のレッスン)から手軽に受講できるというのが魅力ではないでしょうか。
椿音楽教室のデメリット
椿音楽教室のデメリットを挙げるとすれば、「担当講師を変えにくい」という点かなと思います。
もちろん上述のようにメリットも多いと思いますが、「ちょっと合わない講師だった・・・。」となったときに変更が面倒かもしれません。
ただ、そもそも講師の選択肢が豊富なので、相性の良い講師に出会える確率は高いと思われます。
担当講師をどのように決めるか/変更するかについての詳細は、無料体験レッスンなどに参加してみるとよりクリアになるかと思います(無料体験レッスンについては最後にご案内します)。
椿音楽教室が向いていそうな人
上記を総合すると、椿音楽教室には以下のような人が向いているかもしれません。
- オンラインではなく教室に通うことを重視する人
- 相性の良い講師を選びたい人
- 担当講師をころころ変えたくない人
- 月1回から手軽に始めたい人
Music Heartsのメリット・デメリット
最後に、Music Heartsのメリット・デメリットを見ていきます。
Music Heartsのメリット
筆者的には、Music Heartsの以下の点がメリットと感じました。
- オンラインコンテンツが充実
- ボーカロイドも学べる
- 音楽マーケティングも学べる
- 無料体験レッスン参加で特典をもらえる
それぞれもう少し詳しく解説します。
オンラインコンテンツが充実
Music Heartsは、オンライン専門で運営しているだけあって、オンラインコンテンツが充実していると感じました。
マンツーマンレッスンだけでなく、会員がいつでも閲覧できる学習コンテンツや、セミナー・交流会を実施するコミュニティも用意されているようです。
オンラインならではの強みを生かしたサービスが魅力だと思います。
ボーカロイドも学べる
Music Heartsでは、ボーカロイド(ボカロ)を使用した楽曲制作のカリキュラムも用意されているようです。
筆者は歌ものを作らないので詳しくはわかりませんが、自分で歌って録音したり、誰かに歌入れを依頼したり、というところにハードルを感じる人も多いのではないでしょうか。
「最終的には生の歌を入れたい」という人でも、ボカロを扱えるようになっておけば、作詞・作曲した歌のイメージをすぐに確認できるなど、いろいろメリットがあると思います。
もちろん、ボカロ曲自体に興味がある人にもうれしいカリキュラムだと思います。
音楽マーケティングも学べる
「せっかく曲を作ったなら、多くの人に聴いてもらいたい」と考える人も多いと思います。
Music Heartsは、SNS等で自作楽曲を効果的に広めるための音楽マーケティングについても学べるというのが強みだと感じました。
無料体験レッスン参加で特典をもらえる
Music Heartsでは無料体験レッスンに参加するだけで、以下のお得な特典をもらえるようになっています。
- プロの作曲データ
- レッスン動画3本
- おすすめプラグインの情報をまとめたPDF
スクールの内容とはあまり関係ないのですが、これはこれで筆者的には魅力を感じました。
「特典もらえるしな」くらいの感覚で、気軽に無料体験レッスンに参加してみるのもありだと思います(無料体験レッスンについては最後にご案内します)。
Music Heartsのデメリット
Music Heartsのデメリットを挙げるとすれば、「受講できる期間が短い」という点かなと思います。
選べるコースは、「3ヶ月コース」と「12ヶ月コース」のみのようです。
長くても1年間で受講期間が終了してしまうので、人によっては心もとなさを感じるかもしれません。
ただ、上述した会員専用の学習コンテンツやコミュニティは卒業後も利用可能となっているようなので、そこはありがたいと思いました。
Music Heartsが向いていそうな人
上記を総合すると、Music Heartsには以下のような人が向いているかもしれません。
- オンライン形式のほうがやりやすい人
- 歌ものやボカロに興味がある人
- 自分の曲を広める方法も学びたい人
- 短期集中で最低限必要な知識を習得したい人
無料体験や個別説明会もあります
今回ご紹介したスクールは無料体験レッスンや個別説明会も実施しています。
無料体験や説明会に参加することで、より詳細な情報が得られ、スクールの雰囲気なども確認できると思います。
興味を持った方は、気軽に参加してみてはいかがでしょうか。
無料体験に参加したからといって、入会を無理に勧めるなど、わざわざイメージダウンになることをするスクールはまず無いでしょう。
入会しなかったとしても、無料体験でいろいろ相談するだけでも、今後の音楽活動の役に立つかもしれません。
それぞれ以下の広告から、公式サイトにアクセスして申し込みができます。
JBG音楽院の無料体験/個別説明会はこちらから
JOYミュージックスクールの無料体験はこちらから
椿音楽教室の無料体験はこちらから
Music Heartsの無料体験はこちらから


終わりに
以上、作曲・DTMを学べる4つのスクールをご紹介しました。
スクールによって特色や強みが様々なので、いろんな観点で比較検討してみてはいかがでしょうか。
今回の記事がスクール選びの一助になれば幸いです。