この記事では、「良い曲・名曲とは何か」について、筆者の考えをまとめています。
ぜひご参考にしてみてください。
はじめに
良い曲や名曲を作りたいという願望は、音楽制作をするすべての人に共通のものです。
リスナーもまた、良い曲を求め、名曲と呼ばれるものに注目するのが一般的です。
では、良い曲・名曲とはどのような曲なのでしょうか?
おそらく人によって考え方は異なると思いますが、ある程度共通している部分もあると思います。
この記事では、「良い曲・名曲とは何か」について、筆者の考えをまとめたいと思います。
制作者であれリスナーであれ、ご自身の音楽活動においてヒントとなる部分があれば幸いです。
良い曲・名曲とは何か
メロディーのすばらしさ
良い曲や名曲の条件として、やはりメロディーのすばらしさは欠かせません。
メロディーは、楽曲を識別し印象付けるための主要な要素です。
美しいメロディーや心に残るメロディーは、楽曲の顔となってリスナーを惹きつけます。
アレンジのすばらしさ
メロディが素晴らしくても、アレンジがいまいちでは、楽曲として残念なものになってしまう可能性があります。
このため、メロディを支える素晴らしいアレンジも重要な要素となります。
アレンジは、音数や楽器構成、和音やリズムについて、さまざまな選択肢が考えられるため、自由度の高い工程です。
その曲において、どのような雰囲気や感情を表現したいかや、どのようなサウンドを実現したいかによって、アレンジ内容は変わってきます。
表現したい内容がリスナーに伝わったり、リスナーを楽しませるアレンジであることも、良い曲・名曲の条件となりそうです。
歌詞のすばらしさ
歌ものの場合、歌詞も非常に重要です。
共感を生む歌詞、メロディーや曲の世界観とマッチした歌詞であるほど、多くの人の心に残ります。
また、韻を踏むなど、言葉遊び的に楽曲と調和させることで、歌詞の内容を超えた面白さをもたらしてくれます。
独創性・オリジナリティー
楽曲がユニークで独創的なものであるほど、ほかの楽曲と差別化され、オリジナリティーが認識されやすくなります。
唯一無二であることを多くのリスナーに認めてもらうことも、名曲の条件となりそうです。
例えば、他では聴けないユニークな音を使用していることや、意外性のあるメロディー・楽曲構成などが挙げられます。
歌ものの場合は、歌手の歌声や歌い方によっても差別化が図れるでしょう。
楽器を演奏する場合であっても、演奏者の癖や独自の技術をオリジナリティーとしてとらえることもできるでしょう。
その他の要因
曲以外の要因と結びつくことで名曲になる、という場合も多々あると思います。
例えば、映像作品やパフォーマンスと結びつくことで、その曲が一層印象的なものになることがあります。
有名な映画やゲームなどのBGMとして使われた曲は、名曲として認知される可能性が高くなります。
また近年では、SNS上で曲とダンスがセットになって流行するケースも増えています。
その曲を作ったり歌ったりしているアーティスト自身の魅力も、曲の価値を左右します。
ファンが「このアーティストの曲だから聴こう」と判断するように、そのブランド力自体が曲の価値を高めます。
「曲以外の要因が曲の価値に影響している」ということついて、筆者としては批判的な見方はしていません。
あくまで、それぞれのアーティストが表現力やオリジナリティーを発揮した結果として、上記のような相乗効果がもたらされるのだと思います。
まとめ
この記事では、筆者の視点から「良い曲・名曲とは何か」について考察してみました。
メロディー、アレンジ、歌詞、その他の要因が複雑に絡み合って、良い曲・名曲が生まれるのだと感じています。
あなたが好きな曲についても、これらの要因がどのように影響しているのかを考えてみると、新しい発見があるかもしれません。
この記事が参考になれば幸いです。